03 「3秒の壁」の授業展開 – 後半30分

「同時通訳学習法 脳科学3秒の壁」 授業展開シリーズ ! 03

後半部分に入ると、耳と口を使った動きから、目と手を動かす動きへシフトします。

実は現代の小学校教育では、文部科学省の指針にも影響されてか、圧倒的に書けない子が多く存在します。そのまま中学校に進学し、中学の授業でひたすら書く練習をさせられた。。と言った中学生の言葉も聞きます。

「3秒の壁」教材には、教科書とワークブックがセットになっています。

この内容は、音声と連動しています。何度も何度も反復練習を繰り返し、日本語から英語に、英語から日本語に変換できるようになった生徒たちは、その問題集を解く過程で、驚くように鉛筆を走らせるようになります。

そうです。答えは頭に浮かんでいるのです。

ただし、その文章や単語のスペルは当然まだ書けません。
ここで初めて書く作業が入ってくることで、頭に浮かんだ答えを表現する、書く練習を積んでいくのです。

全く答えがわからない状態では、書く練習も進みませんが、ここでの生徒たちは、答えがわかっているので、書きたくてしょうがないのです。

それを書けるように、各々がやらされてではなく、自ら鉛筆を走らせる、そう言った心理的工夫がここには存在しています。

この問題集セクションとは別に、STEP UP 英単語(小学英単語、中学英単語、高校英単語)のワークブックも準備されています。
ここにもステップアップシートで、各セクションをクリアする毎に合格サインを与えることで、生徒の練習意欲をかき立てます。

後半30分は、これらワークブックと、最後にワークブックで練習した内容を使ったFun要素を組み入れた構成とすることで、1時間があっという間に終わってしまい、最後は学んだ内容を使う場面を与え、楽しさの中で終わる授業構成が完結するのです。

3秒の壁 PR室