13 「3秒の壁」の凄さ – 個別から集団への「挑戦意欲」

「同時通訳学習法 脳科学3秒の壁」 の凄さシリーズ ! 013

一般的な個別授業の場合、そこには先生と生徒が1対1で向き合い授業を進めていきます。

集団授業という環境では、そこに他の生徒が同じ目標に向かって進んでいる様子を、嫌が上でも目にすることになります。

しかし行なっているのは、集団授業要素ではなく、個別要素。

ポイントは、集団授業で行う個別授業にあるのです。

そもそもこの教材は、「3秒以内に答えなければならない」という深層心理に働きかけますので、時間に追われることで、瞬時に脳に反応(脳刺激)が始まり、流れてくる音声に追いつき、正しい答えを出そうとする深層心理が強く働くことで、自動的に、脳心理は、「負けずに勝っていく」という戦いの心理「挑戦意欲」が作用します。

これとは別に、クラスでの競争心と次のステップへのチャレンジ精神が確実に芽生えます。

生徒は、Step表という、教科書の目次のようなシートを持っており、各Stepをクリアする度に、合格サインを得ることができます。この合格サインを、いち早く得たい、次に進みたいという意欲は、指導経験の中で、間違いなく子供たちに発生するものであると、確信を得ています。

合格サインを得るためには、先生からの数問の質問に答えれるかどうか、によります。この質問の出し方、そして合格か否かの判断は、先生が生徒それぞれの性格やその時々の気分を察しながら行い、最終的に、合格をあげることで、「挫折感」を味わう生徒を0にします。

集団授業でありがちな欠点に、クラスの中に埋もれた、授業について行けず、学習意欲が無くなり、フェードアウトする子が生まれる、というものがあります。

どんなに英語が苦手で、他の子と比較しても出来が悪い子がいたとしても、必ずステップアップを実感させる事が重要となるのです。

十分習得していないのに、先に進ませるのか?という疑問があります。

実は、本教材には、教科書に連動した映像音声の他に、さらに連動した問題集がセットになっています。
数週間後に、この問題集に全員が戻ってくるカリキュラムが組まれているのです。

この問題集は、聞いて話しての次の、読んで書く、というフェーズです。

生徒は一度頭に入れてあるので、初めての挑戦ではなく、入りやすい構造になっています。

この時点で、前回出来が悪かった子も、再び音声を聞き、取り組む事ができるので、1度目で何も100%にする必要はないのです。

重要なのは、子供たちが、いかに、「挑戦意欲」を持って、学びに取り組めるかなのです。

集団授業から個別授業を盛り込み、そこに更に、集団授業のメリットを活かしながら、子供たちの「挑戦意欲」を掻き立てる授業設計を可能とするのが、「3秒の壁」教材の凄い部分だと確信しています。

3秒の壁 PR室